当院では、お堂内に大キリコとよばれる物をお盆の間つるしています。昔から金沢では、お盆になるとお墓にキリコをお供えしていました。木と和紙で出来た家の形をした物で、お参りに来た人が自分の住所、名前をキリコに記入し、お墓の周りに設置された棒につるしていきました。夜になると、中にろうそくを入れ火をともしたそうです。現在では、環境や個人情報保護などからキリコをお供えする風習は消えようとしています。

ホームページ掲載の記事・写真等の転載はご遠慮下さい。

ページ上部へ